手外科 足の外科

Hand & Foot Surgery

手外科 足の外科
手外科
手外科(手の外科)とは文字通り手の専門科です。上は肘から下は指先まで、怪我、痛み、しびれ、運動障害の治療を行います。痛みの原因を見つけ、手術だけでは無く、投薬、装具、注射、リハビリと様々な治療を行います。ここでは日常的によくみかける手外科疾患について解説いたします。
代表的疾患
  1. 橈骨遠位端骨折:転倒し手を着くことで発生する手首の骨折です。一般的な怪我ですが、骨折の状態によっては専門的に治療することが重要です。昔は手術をせず1か月以上のギプス固定をすることが多かったですが、現在では手術によるプレート設置により多くの方が術後1週間で固定をはずして手を使用したり入浴したり出来るようになります。また変形による後遺症のリスクを減らすことができます。当院では症例によっては関節鏡を併用しより良い治療成績を目指しています。
  2. 母指CM関節症:母指のつけねの軟骨がすり減って痛くなる疾患です。進行すると母指のつけねが出っ張って変形を来たし、痛みのせいで物をつまむのに支障がでます。装具や注射などの保存療法で改善しない方には手術が検討されます。手術治療は主にCM関節固定術とCM関節形成術があり、どちらも良好な治療成績が報告されています。
  3. メノポハンド:メノポーズ(閉経)+ハンド(手)の造語で日本手外科学会が提唱している閉経後の女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって生じる手の疾患の総称です。ばね指(指の痛み、ひっかかり)、ヘバーデン結節(指の第1関節の痛み、変形)、ブシャール結節(指の第2関節にの痛み、変形)、手根管症候群(親指から中指のしびれ)、ドケルバン病(手首の親指側の腱鞘炎)のほか、先にあげた母指CM関節症もその一つといわれています。更年期や年齢のせいとあきらめていたかたにも、薬、運動、装具、手術と組み合わせ、痛みを和らげる治療法があるかもしれません。

橈骨遠位端骨折:術前
橈骨遠位端骨折:術後
母指CM関節症:術前
母指CM関節症:関節固定術
母指CM関節症:関節形成術 

ばね指手術の様子

手根管症候群手術の様子

ドケルバン病手術の様子

足の外科外来
足の外科専門外来では、足首(足関節)と足部の疾患の診療を行います。足首や足部の捻挫や骨折、アキレス腱断裂などの外傷から、疲労骨折やシンスプリントなどのスポーツ障害、外反母趾や外反扁平足、変形性足関節症などの変形/変性疾患、足底腱膜炎や巻き爪まで、足に関わる多種多様な疾患の治療に対応しています。手術治療だけではなく、オーダーメイドで作るインソールでの治療や機能回復を目的としたリハビリ治療、体外衝撃波(ESWT)や超音波、歩行分析器など最新の機器を用いた治療等の様々な治療を行っています。足周辺のトラブルでお困りの方、足の痛みをあきらめていた方は是非当院の“足の外科専門外来”を受診してみてください!!

【当院での手術例】
1 外反母趾に対するLapidus変法

2 外反扁平足に対する距骨周囲固定術(新しい治療法)

3 変形性足関節症に対する下位脛骨骨切り術